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芸劇ナイトコンサートご報告と写真
写真は主に芸劇でお世話になっているカメラマンのⒸHikaru☆さんに素敵に撮って頂きました!
↓芸劇所有の可動式オルガン。草苅さんというに日本のオルガン製作者の作品で、繊細なタッチと音色が魅力。
そして唯一無比の装飾は、もはや美術作品です。
今回は尺八の黒田鈴尊さんとの共演で、舞台上でこのオルガンを使用しました!
現代曲の名手にして、尺八からこんな音色が?!という既成概念を壊すような鮮烈な音色を持つ黒田氏と、 プログラムの流れから今回は「越天楽」を即興演奏をすることに。
え?即興?・・・日本でお披露目したのは、10年近く前に彩の国さいたま芸術劇場でやりましたが、
その時のお題は「森の音楽家」でのんび~り、ほんわかと。
しかし今回は現代曲&即興の名手、黒田氏との共演、キレキレになること必至です!
↑必死に日本の音階(5&6音音階)を練習・・・・。
恐れ多くも、経歴上はフランスの音楽院で即興をノートルダム大聖堂オルガニストのフィリップ・ルフェーブル氏に習いましたが、
トレードマークの加えタバコと共に繰り出される超絶即興に、呆然と見とれて終わりました。(注:禁煙です!重要文化財!)
普段は存在感もクセも強い留学生女子たちに恐れおののいてた同級生のマチュ君も、この時だけは
「日本人は即興は下手なんだね~~~(・∀・)ニヤニヤ」と。
・・・いやいや、日本で即興の授業無かったもん~~きぃぃ~~( ;∀;)
・・・ゆえに、封印してました・・・。
コロナで私の中で溜まってたエネルギー(とストレス)が自分の中にあったようで、
黒田氏の即興を聞きたい!とお手伝いモードになり、
さらにシュトックハウゼンは、基本形をどうお料理するかの即興合戦。
これは自分でも大好き♪ 楽しかったです・・!!
もちろん、定番の「春の海」も、やはり日本人の心です。
まだまだコロナは続き、今年も難しい状況が続きますが、
今演奏できることに感謝を持って、引き続き精進したいと思います。
皆さまもどうぞ心身共に健康でお過ごしください!