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2024 / 11 / 21 21:43
鳥との共演
HPで告知する前に終わってしまいましたが、11/17、芸大の同期の山神健志さんが立ち上げた南沢コーラスの20周年記念演奏会にて、演奏させていただきました。
冒頭、オルガンソロ「小フーガ」で始まり、変拍子がカッコよく難しいラターの「グローリア」(金管+打楽器+オルガン版)。
そして後半がドヴォルザークの「ミサ曲」(ニ長調)。今回は40年物の横浜オルガンで、低音が雑音で使えないという制約がありましたが、マエストロと最善の共に最善の策を練りました。
思えば数年前、同じドヴォルザークを伴奏した時、本番中に左足にこむら返りが起き、最後のアンコール(デュリュフレのレクイエム…めちゃ難曲)ではとうとう両足が吊ってしまい、耐え難い痛みの中弾くという悪夢を経験しました…😅(それ以来、合唱本番前はスポーツドリンクを飲んでます…)
今回もそんな事になりませんように・・・と祈りながら弾いていたら、嬉しいサプライズが!ひばりが丘の自由学園が広大で緑豊かなキャンパスの中にあって、講堂はガラス窓で舞台からは木々が見えるのですが、何と本番でBenedictusの静かなオルガンソロのところで、開いた窓から鳥が歌い始めたのです!!!
ああ、アッシジの聖フランチェスコのようだ・・と思ったところで合唱も入ってきて、鳥さんもしばらく歌い続け・・・・緊張も疲れも吹っ飛んだ本番でした。