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川口リリア ワンコインコンサート

明日の15時より、川口リリアホールのワンコインコンサートで一時間のソロを弾かせて頂きます!
プログラムは、「ファンタジーの世界〜空を見上げて〜」と題して、夜空や明け方の星を見上げる幻想的な作品をお届けします。
[プログラム]
幻想曲の世界~空を見上げて~
・D.ブクステフーデ:「暁の星のいと美しきかな」
・J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ハ短調 BWV 537
・F.クープラン:『修道院のためのミサ曲』より
- テノール声部のクロモルヌ
- グラン・ジュによる奉献唱
・L.ヴィエルヌ :『24の幻想小曲集』より
- 月の光
- 朝の歌
・近藤 岳:花の歌(献花偈)(2011年本願寺築地別院委嘱作品)
・Ch.トゥルヌミール:『神秘的オルガン』作品57 第35番《聖母被昇天の聖務日課》より
第5曲「パラフレーズ・カリヨン」
公演の詳細は以下のページをご覧ください!
https://www.lilia.or.jp/event/2794
オルガニストが語るミシェル・ブヴァールの魅力——川越聡子インタビュー(2022.11.3オムロン パイプオルガン コンサートシリーズVol.70)

フランスの私の師匠、ミシェル・ブヴァール先生が今年も来日します!ツアーの皮切りとなる京都コンサートホールさんの取材で、師匠の魅力をたっぷりと語らせて頂きました。ぜひお読みください(^^)
インタビューでは語っていませんが、私の留学生活は実は波乱続き(アパートの隣人が殺人犯、つきまとい、露出狂、捨て猫の里親探し、水・ガス・電話のインフラ不通・・等)で死にそうでしたが、一度も逃げ帰ろうと思わなかったのは、師匠の素晴らしい指導とトゥールーズのオルガンのお陰です( ノД`)シクシク…
その師匠の円熟の演奏が日本各地で聴けること、そしてマスタークラスで学びを継続できる事に感謝です。
京都公演の詳細:
https://www.kyotoconcerthall.org/calendar/?y=2022&m=11#key23137
ブルターニュ演奏旅行記(後編)

旅行記の続きです。
写真は演奏させて頂いたカルナックの聖コルネリー教会のオルガン。天井画も素晴らしい!
カルナックのオルガンは、1700年代の歴史ある楽器で、鍵盤の素材は動物の角だそうです。コロナで久しぶりだった老木の昔語りを聴いて、乾いた心に潤いが、そして目にも水が。。。( ;∀;)
こちらでは「音楽の花束」というテーマで、花にまつわる作品、特に柿沼唯さんの「かきつばた」を弾かせて頂きました。オルガニストのクロードもお客さんもノリノリ(^^♪ Merci Claude! ここでもムール貝祭り。( ´艸`)
そして2公演目は、カンペルレという町。日本人にはお馴染みのドイツのウァルカー社の楽器が移設されてきたばかりで、こちらではバッハと北ドイツ、そして日本に作品も弾いてきました。
こちらのアソシエーションのMaloさんには、ほかの楽器や町にも連れて行ってもらって本当に感謝!!どちらも満場の温かいお客さまに迎えられ、楽しく弾かせて頂けたことに感謝です🥰
しかし3年ぶりの仏語ブートキャンプ、めちゃくちゃ衰えてたので勉強せねば〜と反省です😂
2022年8月フランス演奏旅行

ホームページでのお知らせが毎度ご無沙汰となります😅コロナでしばらく延期になっていた海外遠征ですが、今年の夏、ようやく復活が叶いました!
フランス・ブルターニュ地方のカルナックCarnacの演奏会が2020年から延期になってたのですが、クロードさんから「今年は来れる?」とメールが。聞けばフランスはもうノーマスク生活、通常運転とのこと。それならば・・・と、懐かしのフランスに行ってきました!
旅の最後にパリのルーブル美術館に行きましたが
モナリザに長蛇のノーマスクの列、ガラスの汚れっぽいのは実は大量の群衆です(笑)
今回の目的地は、フランスの最西端のブルターニュ半島のカルナックCarnac とカンペルレQuimperlé。
私が留学していた南の都市トゥールーズが九州だとしたら、ブルターニュは北陸地方な感じ。
海なし県に住んでる私は、海を見るだけでテンションが上がりますが、かつてなく綺麗で本当に感動でした。↓は城塞都市ヴァンヌの港。
この目の前のレストランでムール貝を頂きました。 ブルターニュはムール貝と牡蠣の天国!
普段はムール貝や生牡蠣ってあんまり食べないですが、今回で今までの一生分と同量を食べたかも?笑
大西洋に突き出した半島ブルターニュは低温多湿で、夏でも朝の気温は13℃まで下がり、紫陽花がシンボルです。
写真は「フランスの美しい村」第2位に入ったロクロナンという村の教会です。素晴らしい。。。
長いので後編に続きます。
3月8日&10日

ご無沙汰しております。緊迫のウクライナのニュースに胸が痛みます😢
私がコロナ前に行った演奏旅行が、ロシアのペルミでしたが、あの親切な人々がこの戦争を支持しているとは思えません。
一日も早い停戦を願います!
さて、HPへの書き込みがまたまたご無沙汰となってしまいましたが、お知らせです。
武蔵野市民文化会館にて、門下発表会を3月8日(火)に感染対策を取りながら開催します。
「グランジュ」とは、ルイ14世時代のフランス古典作品の音色(レジストレーション)の名前で、賑やかなリード管合奏の音色です。
それぞれ個性豊かだけどお互いを尊重していて、団結力を持った門下生をイメージしたらこの名前になりました( ´艸`)
プログラムはこちら↑。総演奏時間は3時間半!しかもプロ顔負けの重量級の大曲が並びます。皆さん、コロナで逆に練習のエネルギーが増した気がします。
そのレジストレーションの記憶作業を2月中に13人分、5回に分けてやってきました。一人1時間と時間が限られてるので時間との勝負で、4時間ノンストップで終わると汗だく、充実した疲労感でした(^^;
楽器としては中規模ながら、対応レパートリーが多くとてもバランスの良い音色を持つ楽器(デンマーク製)です✨
音色を決める作業は、舞台から離れて客席に走って確認します。ペダルが大きすぎるかな?とか。もっと手に輝きを与えたいなぁとか。そして、これはお料理にも言えてますが「一口食べてめちゃくちゃ美味しい(良い)!」と思ったけど、ずっと食べてる(聞いてる)と「あれ、しつこいなぁ?」みたいなレジストレーション(音色)がオルガンにもあり、奥が深いなぁと思いました。
そんな面倒で奥深く、オルガン演奏には欠かせない「レジストレーション」についての講座を、3月10日に東京芸術劇場でレクチャーとしてやります!
東京芸術劇場パイプオルガン講座 第88回
レジストレーションの実践 フランス
https://www.geigeki.jp/performance/event_organ2021/
初めての方にもわかりやすく、基礎的な事からお話したいと思ってます。現在、急ピッチでパワポ作成中
↓パワポのスクショ。ストップノブが顔!( ´艸`)
こちらはランチタイムコンサートの後、お席があれば当日でも参加可能です。どうぞお運びください。