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演奏のお知らせ
いつも事後報告と言われないように・・・次回の演奏会のお知らせです!
11月4日(木)に
サントリーホールオルガンプロムナードコンサートに出演します!
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20211104_M_1.html
久しぶりのサントリーでの演奏、嬉しいです♪
プログラムとコメントはまだHPには公開されていませんが、バッハ、デュリュフレ、そして柿沼唯氏の作品を演奏予定です😊
昨年より指定席制になったため、二階席をご希望の方はお早目にお申込みください。
歌声と共に
ご無沙汰しております。Facebookではコンサートの告知していたのですが、すっかりこちらのHP更新がお留守になってしまいました。。夏の演奏会のご報告です🙇♂️
☆8月27日(金)神奈川県民ホール ナイトプロムナード
メゾソプラノの三宮美穂さんと「祈りの歌」をテーマに、ヘンデル、バッハのコラール、そしてデュリュフレと武満徹を演奏しました。コロナ禍の今、私たちは毎日祈る気持ちで過ごしていますが、コラール(ドイツプロテスタント教会の賛美歌)は特にペストのパンデミックの中で生まれ、ペスト救済への祈りも含まれているそうです。
↓リハーサル動画をちょっとだけ
https://www.facebook.com/kenminhall/videos/516621512954333
三宮さんはボーカルグループ「彩美歌」のメンバーで、CD「木下牧子をうたう〜アカペラ〜」をリリースしていらっしゃいます。
三宮さんの歌は、心にすっと優しく入るお声で、気づいたら目がウルウル・・・いう感じのコンサートでした(´;ω;`)
終演後、三宮さんと共に❤️
☆9月3日(金)東京オペラシティ第199回ヴィジュアルオルガンコンサート(あと1回で200回!)
長年お世話になっているホール職員Yさんの粋なお計らいで、大学の先輩にして同郷のテノールの大槻孝志さんとの共演が実現しました!!
大槻さんは「イル・デーヴ」のメンバーにして、数々のオペラに出演のテノール歌手。ヒロインが一目ぼれしちゃうのも無理もない!という、かっこよすぎるビロードのお声です。そして、大オルガンを背負っても決して負けることの無い豊かな声量で、まさに「響演」でした。
大槻さんご出演の動画:
↑リハーサル風景。
何と、本番衣装で写真を撮り損ねました・・・赤いシャツにお召し替えまでしてくださったのに・・・(痛恨)
いずれYouTubeでダイジェスト動画が出るそうなので、公開されたらお知らせいたします☆
パイプオルガンは「風の力」でパイプを鳴らします。つまり、人間の歌と似たしくみしくみです。お二人のような歌をいかにオルガン上で表現するか…永遠の課題です。
次回の本番はしばらく充電期間を頂き、11月4日(木)サントリープロムナードコンサートです。
フォーレのレクイエム
またまたギリギリの告知ですが、明日合唱団Mimosaの演奏会@川口リリアホールで、フォーレのレクイエム〈オルガン伴奏版〉を演奏します。
昨年延期となった演奏会なので、皆さん気合が入ってます!私もコロナ禍以後初めての合唱伴奏です。
川口リリアホールのオルガンは、スイスのクーン社製。ミューザ川崎やオペラシティと同じメーカーで、とても使い勝手の良い楽器です。
オルガンはピアノと鍵盤の色が白黒逆の楽器が結構あります。オルガンは統一規格が無いので、知らないメーカーの楽器は「電源ボタンどこ〜?」となる事も(うそのようなホントの話…)
そしてピアノと違って、フタを開けたらすぐに音が出る楽器ではなく、事前に使うパイプを選んでコンピューターに記憶する作業「レジストレーション」が欠かせません。
この地味にして真剣勝負の作業を経て、昨日初めて合唱団とホールで合わせましたが、本番直前まで細かい音量と音色を調整する作業は続きます。外国だったら、教会専属のクワイヤーとオルガニストが毎回同じオルガンでたっぷりとリハーサルができるのでしょうけど、日本のコンサートホールではそうは行かないので、本番まで時間勝負です😂
でもフォーレはさすがの名曲。マエストロと団員さんの音楽に添えるよう頑張ります!
ピアソラ「アヴェ・マリア」
ご無沙汰しております。緊急事態宣言も2度目の延長の噂が出てきましたね・・・泣
ゴールデンウィーク明けの本番(昨年からの延期公演)が流れてしまい、軽く凹む日々でしたが、
ワクチンが行き渡るまでの忍耐ですね。。。
さてさて、昨年リモート録音したピアソラの「アヴェ・マリア」の動画が公開されました!
南條由起さんとのヴァイオリンとオルガンのデュオ「ヴィオロルグ」による、ピアソラの「アヴェ・マリア」です。
南條さんによる光あふれる音色と、ストーリー性ある美しき動画をお楽しみください♪
Ave Maria (Piazzolla) / Duo Violorgue -- Yuki Nanjo (Violin) & Satoko Kawagoe (Organ) from Music & Arts Garden/ Yuki Nanjo on Vimeo.
芸劇ナイトコンサートご報告と写真
写真は主に芸劇でお世話になっているカメラマンのⒸHikaru☆さんに素敵に撮って頂きました!
↓芸劇所有の可動式オルガン。草苅さんというに日本のオルガン製作者の作品で、繊細なタッチと音色が魅力。
そして唯一無比の装飾は、もはや美術作品です。
今回は尺八の黒田鈴尊さんとの共演で、舞台上でこのオルガンを使用しました!
現代曲の名手にして、尺八からこんな音色が?!という既成概念を壊すような鮮烈な音色を持つ黒田氏と、 プログラムの流れから今回は「越天楽」を即興演奏をすることに。
え?即興?・・・日本でお披露目したのは、10年近く前に彩の国さいたま芸術劇場でやりましたが、
その時のお題は「森の音楽家」でのんび~り、ほんわかと。
しかし今回は現代曲&即興の名手、黒田氏との共演、キレキレになること必至です!
↑必死に日本の音階(5&6音音階)を練習・・・・。
恐れ多くも、経歴上はフランスの音楽院で即興をノートルダム大聖堂オルガニストのフィリップ・ルフェーブル氏に習いましたが、
トレードマークの加えタバコと共に繰り出される超絶即興に、呆然と見とれて終わりました。(注:禁煙です!重要文化財!)
普段は存在感もクセも強い留学生女子たちに恐れおののいてた同級生のマチュ君も、この時だけは
「日本人は即興は下手なんだね~~~(・∀・)ニヤニヤ」と。
・・・いやいや、日本で即興の授業無かったもん~~きぃぃ~~( ;∀;)
・・・ゆえに、封印してました・・・。
コロナで私の中で溜まってたエネルギー(とストレス)が自分の中にあったようで、
黒田氏の即興を聞きたい!とお手伝いモードになり、
さらにシュトックハウゼンは、基本形をどうお料理するかの即興合戦。
これは自分でも大好き♪ 楽しかったです・・!!
もちろん、定番の「春の海」も、やはり日本人の心です。
まだまだコロナは続き、今年も難しい状況が続きますが、
今演奏できることに感謝を持って、引き続き精進したいと思います。
皆さまもどうぞ心身共に健康でお過ごしください!