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2022 / 10 / 26  21:42

オルガニストが語るミシェル・ブヴァールの魅力——川越聡子インタビュー(2022.11.3オムロン パイプオルガン コンサートシリーズVol.70)

インタビュー

 

https://www.kyotoconcerthall.org/blog/archives/3133?fbclid=IwAR2S0HfDBtorfnjKymN1VraKhZCPZKOpYN1ZAAMiuayIdLMPIFj1E1xaZhs

フランスの私の師匠、ミシェル・ブヴァール先生が今年も来日します!ツアーの皮切りとなる京都コンサートホールさんの取材で、師匠の魅力をたっぷりと語らせて頂きました。ぜひお読みください(^^)

 

インタビューでは語っていませんが、私の留学生活は実は波乱続き(アパートの隣人が殺人犯、つきまとい、露出狂、捨て猫の里親探し、水・ガス・電話のインフラ不通・・等)で死にそうでしたが、一度も逃げ帰ろうと思わなかったのは、師匠の素晴らしい指導とトゥールーズのオルガンのお陰です( ノД`)シクシク… 

その師匠の円熟の演奏が日本各地で聴けること、そしてマスタークラスで学びを継続できる事に感謝です。

京都公演の詳細:

 https://www.kyotoconcerthall.org/calendar/?y=2022&m=11#key23137

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2022 / 10 / 02  10:53

ブルターニュ演奏旅行記(後編)

旅行記の続きです。
写真は演奏させて頂いたカルナックの聖コルネリー教会のオルガン。天井画も素晴らしい!

カルナックのオルガンは、1700年代の歴史ある楽器で、鍵盤の素材は動物の角だそうです。コロナで久しぶりだった老木の昔語りを聴いて、乾いた心に潤いが、そして目にも水が。。。( ;∀;)

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こちらでは「音楽の花束」というテーマで、花にまつわる作品、特に柿沼唯さんの「かきつばた」を弾かせて頂きました。オルガニストのクロードもお客さんもノリノリ(^^♪ Merci Claude! ここでもムール貝祭り。( ´艸`)

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 そして2公演目は、カンペルレという町。日本人にはお馴染みのドイツのウァルカー社の楽器が移設されてきたばかりで、こちらではバッハと北ドイツ、そして日本に作品も弾いてきました。

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こちらのアソシエーションのMaloさんには、ほかの楽器や町にも連れて行ってもらって本当に感謝!!どちらも満場の温かいお客さまに迎えられ、楽しく弾かせて頂けたことに感謝です🥰

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しかし3年ぶりの仏語ブートキャンプ、めちゃくちゃ衰えてたので勉強せねば〜と反省です😂

2022 / 10 / 02  10:11

2022年8月フランス演奏旅行

ホームページでのお知らせが毎度ご無沙汰となります😅コロナでしばらく延期になっていた海外遠征ですが、今年の夏、ようやく復活が叶いました!

フランス・ブルターニュ地方のカルナックCarnacの演奏会が2020年から延期になってたのですが、クロードさんから「今年は来れる?」とメールが。聞けばフランスはもうノーマスク生活、通常運転とのこと。それならば・・・と、懐かしのフランスに行ってきました!

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うおぅ、噂通り、空港も街中もノーマスク・・・(;'∀') 

旅の最後にパリのルーブル美術館に行きましたが

モナリザに長蛇のノーマスクの列、ガラスの汚れっぽいのは実は大量の群衆です(笑) 

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今回の目的地は、フランスの最西端のブルターニュ半島のカルナックCarnac とカンペルレQuimperlé。
私が留学していた南の都市トゥールーズが九州だとしたら、ブルターニュは北陸地方な感じ。
海なし県に住んでる私は、海を見るだけでテンションが上がりますが、かつてなく綺麗で本当に感動でした。↓は城塞都市ヴァンヌの港。

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この目の前のレストランでムール貝を頂きました。 ブルターニュはムール貝と牡蠣の天国!
普段はムール貝や生牡蠣ってあんまり食べないですが、今回で今までの一生分と同量を食べたかも?笑

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 大西洋に突き出した半島ブルターニュは低温多湿で、夏でも朝の気温は13℃まで下がり、紫陽花がシンボルです。
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 写真は「フランスの美しい村」第2位に入ったロクロナンという村の教会です。素晴らしい。。。

長いので後編に続きます。
 

2022 / 03 / 02  20:48

3月8日&10日

門下発表会&芸劇オルガン講座のお知らせ

ご無沙汰しております。緊迫のウクライナのニュースに胸が痛みます😢

私がコロナ前に行った演奏旅行が、ロシアのペルミでしたが、あの親切な人々がこの戦争を支持しているとは思えません。

一日も早い停戦を願います!

 

さて、HPへの書き込みがまたまたご無沙汰となってしまいましたが、お知らせです。

 

武蔵野市民文化会館にて、門下発表会を3月8日(火)に感染対策を取りながら開催します。

「グランジュ」とは、ルイ14世時代のフランス古典作品の音色(レジストレーション)の名前で、賑やかなリード管合奏の音色です。

それぞれ個性豊かだけどお互いを尊重していて、団結力を持った門下生をイメージしたらこの名前になりました( ´艸`)

 

 

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プログラムはこちら↑。総演奏時間は3時間半!しかもプロ顔負けの重量級の大曲が並びます。皆さん、コロナで逆に練習のエネルギーが増した気がします。

そのレジストレーションの記憶作業を2月中に13人分、5回に分けてやってきました。一人1時間と時間が限られてるので時間との勝負で、4時間ノンストップで終わると汗だく、充実した疲労感でした(^^;

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楽器としては中規模ながら、対応レパートリーが多くとてもバランスの良い音色を持つ楽器(デンマーク製)です✨

音色を決める作業は、舞台から離れて客席に走って確認します。ペダルが大きすぎるかな?とか。もっと手に輝きを与えたいなぁとか。そして、これはお料理にも言えてますが「一口食べてめちゃくちゃ美味しい(良い)!」と思ったけど、ずっと食べてる(聞いてる)と「あれ、しつこいなぁ?」みたいなレジストレーション(音色)がオルガンにもあり、奥が深いなぁと思いました。

そんな面倒で奥深く、オルガン演奏には欠かせない「レジストレーション」についての講座を、3月10日に東京芸術劇場でレクチャーとしてやります!

東京芸術劇場パイプオルガン講座 第88回 

レジストレーションの実践  フランス

https://www.geigeki.jp/performance/event_organ2021/

 初めての方にもわかりやすく、基礎的な事からお話したいと思ってます。現在、急ピッチでパワポ作成中

↓パワポのスクショ。ストップノブが顔!( ´艸`)

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こちらはランチタイムコンサートの後、お席があれば当日でも参加可能です。どうぞお運びください。 

 

2021 / 12 / 02  22:12

オルガン花鳥風月

オルガン花鳥風月

またまたHPではご無沙汰&直前の告知です。最新情報はFacebookを中心に更新しておりますが、こちらまでなかなか手が回らず、バタバタな生活に反省です。。泣

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家で練習中、ちょっと席を外したら、ルナに占拠されました…😆

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明後日、12/4(土)17時より、新宿文化センターにて行われる柿沼唯さんの個展にて「かきつばた」を演奏させて頂きます!

https://www.regasu-shinjuku.or.jp/bunka-center/shusai/26817/

「かきつばた」のお披露目は、先月4日のサントリープロムナードコンサートでしたが、音のくっきりしたサントリーのリーガーオルガンと、幻想的な新宿のケルンオルガンでは全く違う印象でびっくりです。もちろん、音色選び(レジストレーション)も全然変わります。

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↑みんなで交代にリハーサル。日本を代表するオルガニストばかりです。私は作曲年が新しい曲ということから、演奏会後半の最後に弾かせていただきます(責任重大…)

日本特有の繊細な美を表現した素敵な作品が並びますが、これらを一度に聴ける機会もそうそう無いと思います。オルガンファンの方はどうぞお聞き逃しのないように★ 

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